自分はどういう存在なのか

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魂とエネルギー

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自分が何者か、ということを知らないと
人生ラクラクに生きることは出来ない。

私たちは、大きく分けると
陰と陽の二つのエネルギーから成り立っている。

日本の古神道では、陰陽のエネルギーを魂魄（こんぱく）と言って
陽が「魂（こん）」、陰が「魄（はく）」で、
魂は、魂のエネルギー、魄は肉体意識のエネルギーの事を言う。

この宇宙は、ビックバンから始まっている。

日本の神様で言ったら、このビックバンのエネルギーの神さまが
「天之御中主神」
（あめのみなかぬしのかみ）と言うことになる。

そして、次に生れた神様が
陽のエネルギーの「高御産巣日神」
（たかみむすびのかみ）と、
陰のエネルギーを体現している「神産巣日神」
（かみむすびのかみ）という二柱の神さまである。

魂（こん）は、宇宙の創造の世界（クリエイション）の生まれなので
地球以外の場所でも、色々な経験をしている。

魄（はく）は、肉体の意識なので、物質になりえるエネルギーなのだ。
つまり、魄（はく）の方は、地球生まれの物質のエネルギーが進化して、
人間の肉体になったのである。

少し小難しい話になったが、
何が言いたいかというと、
魂と言うのは、

宇宙生まれの魂（ソウル）と
地球生まれの魂（スピリット）がある、ということだ。

私たちは、この肉体の中に
魂（ソウル）と魄（スピリット）を融合しているのだということだ。

そして、魂も魄も、それぞれが輪廻転生をする。

好奇心いっぱいの魂は、世界中を飛び回り
魄は、波動が近くてなじみのある所で生まれ変わる。

魂（こん）は、自分は創造主と一体だということが分かっているので
オールOKなのだ。
経験することや観察することを目的としているので
苦しみや、悲しいことも地球での貴重な体験だと
楽しんで受け止めている。

それに対して、魄（はく）は、
生き残るために進化を続けていかなければならない。

肉体は環境に適応していかなければいけないのである。

この、魂と魄が、同じ方向を向いていれば良いのだが
この二つがバラバラだと、色んな事で苦労をすることになる。

まずは、自分自身が、どう言う成りたちで出来ているのか、
どう言う存在なのかを知ることが大切なのである。

自分自身が、永遠不滅の魂と、進化する肉体の意識との
組み合わせで出来ていることを
しっかり理解しておくことだ。

私たちは、日本という国を選んで生まれてきた。
日本の古神道から学べることはたくさんある。

仏教から学べることもたくさんある。

すべての教えは、ひとつの方向を向いている。
曼荼羅の図が宇宙を表しているように・・・

昔から、物理化学者は、宇宙の神秘を解き明かそうと
色々な計算式を駆使してきた。

ビックバンのことや、ブラックホールのことも
どうやって計算するのか良く解らないけれど、
ある程度のところまでは解明されているらしい。

けれども、ブラックホールの行きつく先の
最後の一点は、まだ解明されていない。

今の科学でも、解明されていないこともまだまだあるのだ。

科学の数式がなくても、古代の人は
天を見て、星を見て、肌で何かを感じて、

今、現代の私たちよりも、もっと深いところの
理解をしていたのかもしれない。

そして、本当に、万物の霊と心を通わせ
自然と対話したり、自然から学んだりしていたのだろう。

そこは、自他の境界がない
天地と一体化した、自分は神と同根なのだということを
みんなが普通に知っていたのだと思う。

自分の中に神さまはいる。
みんなそれぞれが、神さまとつながっている。

そしたら、みんなが同じ魂なのだ。

あなたも、私も、
もともとは同じ魂から生まれてきて、
一緒にいろいろな経験しながら進化をしている。

そう思うと、あなたもあなたも、

みんなが兄妹であり、家族であり、
あなたの喜びは、私の喜びであり

神の喜びなのだよ、きっと・・・