足踏みリンパマッサージは氣功法
足踏みリンパマッサージは、
一種の「氣功法」だと私は思っている。
頭のてっぺんから尾骨まで
背骨に沿って丸い管が通っていて、
その管を通って氣は流れている。
そして、二本の足に分かれて
足の裏(足心)から、大地(地球)へと流れていく。
循環しているのだ。
この管(パイプ)を通して、
私たちは氣を受け取り、そして流している。
なので、踏む方(施術者)の、体が歪んでいたり、
体が逃げていたりして、垂直にストンと圧を掛けられないと
上手く相手に伝わらないのだ。
踏む方が力んで
力が抜けていない場合も伝わらない。
相手に伝わらない、
というのが、どういう事かというと
自分のパイプを通して流れている氣が、
足の裏(足心)まで、スーッと流れていない、という事だ。
自分の中に氣がスーッと流れると
パイプはどんどん大きくなって行く。
踏む人が、どんどん元気になるよ、
というのは、そういう事なのである。
「足心氣功」 と名付けた所以である。
それから、踏まれる人は
体の振動と、コリが取れていく「いた気持ち良さ」を感じる事で
体が緩んでいく。
そして、必要なエネルギーは、踏まれている方、ご自身が
必要な分だけ受け取られるのである。
だから、施術者は
踏まれる方の自然治癒力を信じて
自分はただのパイプだ、と思えば良い。
施術者の、余計な思いが無い分
受けている方自身の免疫力が発揮できるのだ。
整体の草分け的な
野口整体の野口先生、井本先生も
「導引法」という、氣功的な事を推奨されている。
そして、最終的には
「自分が治してやろう」
「自分が、この人を楽にしてやろう」
という思いすらも邪魔になる、
とおっしゃっている。
自分が、という「我」が、流れを悪くするのだろう。
要は、その人自身の力で
自然と勝手に治っていく、という事なのだ。
「自然と勝手に治っていく」
のを、体に思い出してもらう
「きっかけ」を作るのが私たちの仕事なのである。
自分では意識しなくても
体は必要な分だけエネルギーを流し
それを受け取ることが出来るようになっている。
宇宙には、無限のエネルギーがあるのだ。
そして、誰でももっと充分に、受け取る事が出来るのである。
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