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地獄、極楽めぐり

福岡、東長寺で地獄・極楽めぐり

 

 

皆さんは、大きな御仏像の中を通る、
胎内めぐりというのをした事がおありだろうか?

 

御仏像の台座の下を巡って行くのだ。

 

 

地獄、極楽巡りとも言う。

 

 

私は、その昔幼少だった頃に、
一度叔母に連れられて
長野の善光寺さんに行った事がある。

 

 

その時に、やったのである。
地獄、極楽巡り

 

 

真っ暗闇の中を手探りで進んで行くのだ。

 

一寸先も見えない。 まったく見えない。

 

 

目を開けていても、真っ暗闇というのは
本当に恐ろしい限りだ。

 

経験したことのない暗闇だ。

 

 

 

そんな中を
左手は、壁の鎖をたどりながら、
右手は、前の人の服をぐっと握りしめながら
そろそろと進んで行く。

 

 

悪い事をした人は、そこから地獄に落ち、
二度と出てこられない、

 

とか何とか聞かされた上に入るのだ。

 

 

今でも怖いのに、幼少のみぎりの私が、
どれだけ恐ろしく、このショッキングなイベント

 

鮮明に記憶しているかを想像していただきたい。

 

 

しかし、月日は経ち、あれから45年あまり…

 

 

すっかり忘れていた私に、
あるお方が思い出させてくれた。

 

 

なんと、ついこないだ福岡の東長寺というところで

 

同じ体験をしてきたというのだ。

 

 

しかも、
入口のところに地獄の絵が何枚もあって、
色々な地獄について説明がしてあり、

 

その先に、地獄の入口があるのだという事だった。

 

 

怖くて、引き返そうかとしたら、

 

後ろから来たおじさんが、
ここで引き返したら、地獄に落ちるよ

 

と言われたそうだ。

 

 

 

引き返すわけにはいかない。
進むしかなかった…

 

というわけだ。

 

 

 

なんて、おどろおどろしいイベントであろう。

 

 

素敵で面白そうだ!

 

これは、行かなくっちゃ?
と、思った。

 

 

そして、福岡のお寺である。

 

近い!

 

 

長野くんだりまで行かなくても
あの、幼い日の体験をカムバックできるのだ。

 

 

私は、このようなところに行く時は
娘を誘うことにしている。

 

 

だいたい、こんな変わったところに行きたがるのは
よほどの変わりもんか、または、よほどの人生の達人である。

 

 

私は人生の達人なので、
(教えてくれた、先の友人は達人の方だ)
変わりもんの娘を誘ってみた。

 

 

二つ返事で行く!と言った。
やはりね…

 

 

 

入口のところに
お線香とロウソクが売ってあった。

 

ちゃんと一人ずつ、ろうそくを立て
お線香を上げてから、中に入るのだ。

 

 

非常に儀式っぽい。

 

ロウソクとお線香は、
セットで50円で売ってあった。

 

 

 

50円で身を清めた私達は、
おそるおそる、前に進んで行った。

 

あったあった、コレだね。
地獄の様子を描いた絵が並んでいる。

 

 

コレは、話に聞いていたので余裕だ。

 

 

 

灼熱地獄やら、血の池地獄やら、

 

後は、よく覚えていないが、
6・7枚のおどろおどろしい絵
ずらっと並んでいた。

 

 

説明の文章もあったのだが、
あまり詳しく説明されてもね…

 

 

 

最後の絵のその先が、いよいよ胎内めぐりである。

 

 

前の人たちが、ひるんでいる。

 

もし、引き返しそうならば
ココで引き返すと、地獄に落ちるそうですよ〜

 

と、言ってやろうかと思った。

 

 

しかし、前の女性お二人は、そのまま、じわっと進みだしたので
私達も、遅れをとらないように、くっ付いて入っていった。

 

 

 

怖い、

 

 

やっぱり怖い…

 

 

 

何にも見えない!
何にも見えないんですけどっ!

 

と、娘が騒いでいる。

 

 

 

私の洋服の裾をしっかと掴んでいたのに

 

娘の手が、フッと離れた。

 

 

 

なんで離すんだよ!

 

と、余計に怖くなった。

 

 

 

壁が、クネクネと曲がっていて
それに沿って、ま〜っくら闇の中を
進まなければならない。

 

 

 

目を開けていても、真っ暗なので、
目を開けているんだか閉じているんだか
よく分からない。

 

 

いっそ、目を閉じて歩いた方が
怖く無いんじゃないだろうか、
とか、頭の中で色々な考えが渦巻いている。

 

 

 

そうしているうちに、向こうの方から、

 

パアッと、

 

ぱああぁぁぁっと、

 

明かりが見えてきた。

 

 

 

うわ?っ、明かりだ明かりだ!

 

明るいって、いい!
明るいって、あったかい!
明るいって、幸せ!

 

 

 

ここが、極楽なのね?
っと、心底思った。

 

 

真の暗闇から、少しずつ光がさす時

 

 

これが光明と言うのだろうか、
とても、ありがたい、と感じる。

 

明るい=極楽 なのだ。

 

 

 

 

私達は、明るい世界に住んでいる。

 

 

美しい自然がたくさんある、輝く地球に住んでいる。

 

 

 

これこそが、極楽ではないのか?

 

今いるこの場所が、極楽ではないのか?

 

 

などと、ものすごく高尚な考えが頭をよぎる。

 

 

 

 

高尚な頭になった私達は、
これまた、事前に聞いていた、すぐ近くのお蕎麦やさんで
おろし蕎麦を食べて帰った。

 

蕎麦も、蕎麦湯も大変うまい!

 

 

いや〜、極楽、極楽!

 

 

 

怖かったけど、
いろんな気付きもあった地獄、極楽巡りであった。

 

 

 

 

 

 

 

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